恐怖の大王は去った-オミクロン株という風邪で大騒ぎする必要はない

パンデミックからエンデミックへ
大原 浩 プロフィール

オミクロンは風邪?

「欧州、『コロナをインフルエンザ並みに』検討 反対論も」という状況になっている。

欧州は、日本と違って感染者でも死者でも甚大な被害を受けた。しかし、それでも「近代科学発祥の地」であるせいか、集団ヒステリーに抗して「エンデミック(特定の地域で普段から繰り返し発生する状態)」と見なす検討が始まった。ワクチンが普及し、さらにオミクロン型の重症化率が低いことから、社会を正常に近づけるということだ。

簡単に言えば、エンデミックとは、私がこれまで多数の記事で述べてきた「(感染症との)共生」と同じことである。

これに対して、「中国の番犬」と揶揄されるテドロス氏が、数々の失策にも関わらずいまだにトップに居座るWHOは、この「正常化」への動きに反対である。「WHO、パンデミックの終息『ほど遠い』」とのことだが、パンデミック発生当初、世界市民の健康と生命を守るよりも、「共産主義中国の責任回避への協力」に奔走したテドロス氏のWHOがこのように発言することが、欧州諸国の「エンデミック」へ向かう対応の正しさの証明と言えるであろう。

インフルエンザや風邪は、毎年流行してその感染者数は驚くほどである。例えば、これまで1度もインフルエンザに罹ったことが無い人は少ないであろうし、日本人は平均して年間数回風邪をひくと言われている。

 

オールドメディアは、新型肺炎感染者の数を連日発表して危機を煽っているが、風邪やインフルエンザの感染者数は発表しないのであろうか?実際、オミクロン株の感染者数が増えても、ほとんど死者が出ていない。また、高齢者の場合、風邪をこじらして死に至ることはさほど珍しくない。

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