2022.01.24
# 日本株 # 東証

もし「スタグフレーション」に発展しても「強い耐性をもつ」日本株8選

オイルショック以来の未体験ゾーンへ…

不穏な空気の中で輝く「高配当利回り」銘柄

1月25日から26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、株式市場が警戒感を強めている。パウエル米FRB議長は「資産圧縮の議論を進める」と明言しており、オーバーキル(過度な金融引き締めによる景気後退)への不安感は最高潮だ。

同時に、新型コロナ禍による人手不足や「リベンジ消費」に伴う需要拡大でインフレも加速している。気づけばスタグフレーション(景気低迷とインフレの共存)の足音も聞こえつつある。

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もしもスタグフレーションへ発展すれば、第一次オイルショック後の1970年代後半以来のことだ。ほとんどの人が未体験ゾーンだろう。

ちなみに1979年当時の業種別株価指数の騰落率をみると、ワースト業種には、1位:通信、2位:金属製品、3位:建設、4位:サービス、5位:食品、6位:電気・ガスが続く。景気低迷時に強いはずの“ディフェンシブ(防衛的)型”の業種が多く目につく。安定感こそあるが、実はインフレに弱い業種だ。

一方、騰落率のベスト業種をカウントダウン形式でみてみたい。6位:金融、5位:非鉄金属、4位:卸売、3位:海運、2位;鉱業、1位:石油だ。“景気敏感型”だが、インフレによる市況高の恩恵を大きく受けられる業種が多い。

 

実際にスタグフレーションにまで発展するかは別として、当面の株式市場では警戒感が残りそうだ。一方、株価の全面安でスタグフレーション耐性を持つ銘柄にも割高感は点灯していない。その多くは「好調な業績」と「高い配当利回り」が予想されており、投資妙味は増しつつある。不穏な空気の中でも注目に値しうる銘柄群だ。

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