2022.01.19
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一流ホテル出身のパティシエが、あえて「冷凍・オンライン販売」にこだわるワケ

ホテルとの「大きな違い」を感じた

オーナーシェフを務めるのは鈴木崇志氏。1978年神奈川県に生まれ、パティシエとして20年以上の経験を積む。新横浜グレイスホテル、ヒルトン東京などを経て、2018年からはストリングスホテル東京インターコンチネンタルのエグゼクティブペストリーシェフに就任。

「パティスリーベル」のパティシエ鈴木崇志氏(パティスリーベル提供)
 

在任中に様々なヒット商品を手掛けた。洋菓子コンクールにも精力的に挑戦し、2013年には日経レストランメニューグランプリで優勝するなど、20を超える受賞歴を誇る。神奈川県洋菓子コンクールでは、連合会会長賞を含む3度の県知事賞に輝いた。

鈴木氏はアイデアと技術力を兼ね揃えた実力派のパティシエだが、なぜオンライン専門店を立ち上がることにしたのか。次のように振り返る。

「いつかは独立しようと考えていましたが、だいぶ先のことだと思っていました。しかし、新型コロナウイルスの感染が拡大し、先行きがみえなくなってきたので、2020年4月頃から、本当にやりたいことや働き方などを見つめ直すようになりました。オンライン販売にはもともと興味があったので、親しい友人に協力してもらって、4人でオンラインショップを始めました」

鈴木の「鈴」は英語で「ベル」、さらには、フランス語の「belle」=「ベル」は美しいを意味するということで、屋号は「パティスリーベル」に決定した。好きな色である紺を基調にしたブランドカラーも定まってロゴも作成。サイトを簡単に立ち上げられるプラットフォームを用いてオンラインショップを制作し、あっという間にチーズケーキ専門店が完成した。

「チーズケーキは万人受けするケーキです。配送を考えると、派手な飾りが必要ではなく、シンプルでおいしいものがよいです。そこでチーズケーキがぴったりだという結論に至りました」

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