SKY-HIと『カッコウの許嫁』吉河美希が語り合った「キャラクターの育て方」

プロデューサーと漫画家の意外な共通点
『カッコウの許嫁』は毎週マガジンで欠かさずチェックしているSKY-HI氏と、オーディション番組「THE FIRST」を7周するほどの「BESTY」(BE:FIRSTファン)、吉河美希氏。かねてより互いのファンであった2人の特別対談が実現しました。

※BE:FIRST:SKY-HI氏が社長を務める「BMSG」で主催したボーイズグループオーディション「THE FIRST」から誕生した、SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOによる7人組ダンス&ボーカルユニット。

『カッコウの許嫁』の作者・吉河美希さん(左)と音楽プロデューサーのSKY-HIさん(撮影/松井雄希)
 

「4人全員をヒロインにしてやろう」と思った

週刊少年マガジン編集部(以下「編」):オーディションのときや作品を世に出すときに、おふたりが一番大事にしていたことや意識していたことは何でしょうか。

SKY-HI:僕は万能ではないので、「どんな人でもウチに来てくれたら伸ばせます」とは言えないし、そのノウハウもありません。

ただあえて言うなら、合宿への参加をお願いした方は、そんな僕でも才能を引きずり出せそうだなと思った方や、「これは年内になんとかしないといけない」と責任を感じて、引き受ける覚悟を持てると思った方ですね。「選んだ」という感覚はあまりないけど、大事にしていたことがあるとすれば、やっぱり「音楽が好きそうかどうか」かなあ。

吉河美希(以下「吉河」):そうですね。確かに、みんなそういう印象を受けました。

SKY-HI:そこが一番大事だったような気がします。たとえば「BE:FIRST」に選ばれたMANATOは、3次審査のときは本領を発揮できていなかったと思いますが、「100%、音楽がすごく好き」ということは、彼のパフォーマンスからものすごく伝わったんです。

吉河:私の場合はまず、「読み切りを3本載せよう」という企画があったんです。一応、次に連載する作品の構想として、「家族ものを描きたいな」という思いがありました。若い頃だったら描けなかったかもしれないけど、今だったら描けるかな、と思ったんです。漫画とはいえ“自分”が出てしまうので、もっと歳を取っても描けなくなる気がして、今やっとこういう形で始めた、という感じです。

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