「セクシーゴルファー」の系譜を継ぐ者として、韓国メディアが報じた「若手ホープ」の正体
その名はアン・スビン
オフシーズンに突入している韓国女子ゴルフツアー。2022年シーズン開幕を前に今年の注目選手が誰になるのかを報じるメディアが多いなか、容姿端麗で実力を備えた“ある”プレーヤーがブレイクするのではないかと報じている。
スポーツ・芸能専門サイト「マイデイリー」が名指しして伝えたその名はアン・スビンだ。

「アン・シネ→ユ・ヒョンジュ→アン・ソヒョン→“セクシーゴルファー”(の系譜を継ぐ)の新たな選手はアン・スビン?」と見出しを打ち、彼女の経歴を紹介している。
ちなみにアン・シネとユ・ヒョンジュは日本でもプレーしたことがある選手で“セクシークイーン”の愛称で日本のゴルフファンにはよく知られた存在。アン・ソヒョンは韓国ツアーを主戦場にするビジュアルで注目されるゴルファーで、“ベーグル女子(ベビーフェイスなのにグラマラスなボディ)”との呼び名もあるほど。
アン・シネは韓国ツアーでメジャー含む通算3勝と実力も折り紙付きだが、どうしても見た目で注目を浴びる部分があるのは致し方ないところもある。
では、「マイデイリー」はなぜアン・スビンを今季注目選手に挙げているのか。一つ言えるのは、上記の選手たちのように“容姿先行”の選手ではないということだ。
1998年生まれの23歳で、日本の渋野日向子ら“黄金世代”と同年代にあたる。アマチュアの頃から韓国ナショナルチームの常備軍(サブ)に4年間在籍しており、2018年にプロ転向した。
2020年の韓国2部のドリームツアーでプロ初優勝し、2021年から1部のKLPGAツアーに初参戦。ルーキーイヤーこそ適応に苦しんだが、昨年9月のメジャー「ハナ金融グループチャンピオンシップ」の初日に7バーディー、1ボギーの66をたたき出し、自身の18ホール最少ストロークを更新した。
難しいセッティングの中でも果敢に攻める姿勢とポテンシャルの高さを証明し、注目選手として取り上げられた。