カレーの魔法にかけられて

長い手足に、黒目がちのベビーフェイス。昨年は、女優として、「ひきこもり先生」、「彼女はキレイだった」「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」「最愛」と、次々に話題のドラマに出演していた佐久間由衣さん。撮影のときのしなやかな動きも、インタビューのときのくしゃくしゃの笑顔も、何もかもがナチュラルで魅力的だ。

撮影/山本倫子
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さて、「食」をテーマにした今回のインタビュー。大のカレー好きだという彼女に、カレーの魅力を語ってもらうと、佐久間さん自身のカッコよさの源である“健やかさ”には、3つの“カレーマジック”があることに辿り着いた。

「家族は、両親と私、妹、末っ子が弟の5人家族で、みんな食べることが大好きなんです。子育てをするときの両親のモットーは、『食事だけは子供に我慢させない』『美味しいものをお腹いっぱい食べさせる』だったみたいで。お陰で、食べたいものを食べたいだけ食べてしまう、食欲については歯止めのきかない大人になってしまいました(笑)。
ただ、私の大好物である母のカレーだけは、毎日が食べたくても、『毎日はダメ』と作ってくれなかった。19歳で実家を離れて一人暮らしを始めたんですが、以来、自分の食べるものを自分で選択ができて、大好きなカレーを毎日食べても、1日2食カレーでも、誰にも怒られなくなりました」

そこで、カレーマジックその1が発動される。仕事の現場で、何気ない雑談のときに、「私、カレーが好きで。美味しいカレーのお店、知っていますか?」と聞くと、初対面の人とでも会話が盛り上がることに気づいた。

「一人暮らしを始めてから、自宅でカレーを作っても、母のカレーには到底敵わない。それで、必然的に『お店カレーを開拓したい!』熱が加速していったんです(笑)。最近では、『最愛』チームの吉高由里子さんや井浦新さんにも、おすすめのカレー屋さんを教えていただきました。最近は(コロナ禍になって)デリバリーの方が多いですが、以前は、一度気に入ったお店には、教えてくださった本人よりも通い詰めることが多くて、よく、その先輩や共演者の方に『そんなに行ってるの?』って引かれていました(笑)。5年ぐらい前から、ずっと好きなのは、中目黒の香食楽さんですね」

撮影/山本倫子
佐久間由衣(さくま・ゆい)
1995年3月10日生まれ。神奈川県出身。2013年、ViViの公開オーディションでグランプリに選ばれ、専属モデルとなる。15年、「トランジットガール」でドラマ初主演。17年、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」に有村架純演じるヒロインの幼馴染役で出演。ViViモデルを卒業し、女優業に専念する。19年、映画「“隠れビッチ”やってました。」で映画初主演。同年の東京国際映画祭で東京ジェムストーン賞を受賞する。21年11月写真集「佐久間由衣 写真集SONNET 奥山由之撮影」が刊行された。出演したWOWOWオリジナルドラマ「ヒル」が3月より放送予定。