2022.01.15
# 日本株

これからの「インフレ時代」に強い、日本株「狙い目な10銘柄」の全実名

日本経済はどうなるのか?
安恒 理 プロフィール

資源が伸びれば、商社も好調

同じく資源高の恩恵を被って最高純益を更新しそうな銘柄として、三菱商事(8058)三井物産(8031)を挙げたい。三菱商事は天然ガスや原料炭、三井物産は原油や鉄鉱石の価格上昇が利益を押し上げている。

さらに2020年、著名な投資家、ウォーレン・バフェット氏がこの2社に3社(伊藤忠商事、住友商事、丸紅)を加えた、いわゆる5大商社の株式を時価総額の5%まで取得したと公表したことが注目された。

アメリカの投資家ウォーレン・バフェット[Photo by gettyimages]
 

なによりPERが10倍以下、配当利回りも高いとあって割安感もあった。22年3月期は営業利益を大幅に押し上げ、純益も最高益の見通しだ。

ただ株価は昨年末にかけてかなり高い水準まで上げてきている。新年に入ってやや調整しているが、どこまで下げるかがポイントだ。

このままずるずる下げていくことも考えられ、ひとまず下げ止まったことを確認してから買い進めたい。買うタイミングを間違えて下落の途中で突っ込んでしまうと、大やけどを負いかねない銘柄でもある。

リスクを避けるなら同じ総合商社の双日(2768)も挙げておきたい。22年3月期の業績も絶好調で、営業益は前期比倍増の620億円。

双日も含めた商社に関しては、「資源価格の落ち着きを前提にして23年3月期の業績は減収減益」が市場のコンセンサスとなっている。

しかし三菱商事、三井物産もそうだが、資源価格が高止まりとなれば株価もさらなる上値追いの可能性も出てくる。

今月推奨した銘柄はいずれもバリュー株だ。業績から見ても割安に放置されており、配当利回りもいいものが多い。できるだけ下押ししたところで安値を拾うことができれば中長期で報われる確率は高いはずだ。

今回紹介した銘柄一覧
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