2022.01.15

日本で一番スゴイ「怪物投手」は誰なのか…?分析したら意外な名前が浮上した

膨大なデータをもとに徹底検証

往年の大投手と、現役バリバリのエース、果たしてどちらがすごいのか。野球ファンであれば、誰でも一度は夢想したことがあるだろう。今回、膨大なデータをもとに、その夢を徹底検証する。

やっぱり野茂はすごい

プロ野球史上、「最高のエース」はいったい誰なのかー。決して尽きることのない議論だ。

だが、時代が変われば、残っている映像の数も、野球の質も異なる。そのため、歴代エースたちの実力を同じ土俵で語ることは難しい。

しかし、時代を超えても唯一確かなものがある。登板数、奪三振数などの「データ」だ。

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今回、野球データを統計学的に分析する「セイバーメトリクス」のスペシャリストたちの知恵を借り、様々な角度からデータを徹底的に検証して「史上最高の投手」を割り出すことにした。

(1)奪三振力(2)安定感(3)防御率の傑出度(4)チームの勝利への貢献度
以上4つの観点ごとに順位を決め、総合点から「最高の投手」を選ぶ。

ただし、投手の分業制がまだ進んでいなかった時代の記録は、数値が突出して高くなる傾向がある。そこで今回は、30勝投手が続出していた'50年代から'64年までの時期を「殿堂入り」として切り離し、以降の時代と分けて算出することにした。

また、「真のエース級」に絞るため、年間で15勝以上を挙げている先発投手に候補を限定し、各選手が最高の数値を出した1年を採用している。

「やっぱり野球は勝ってなんぼ。稲尾和久(西鉄)さんでしょう」(元西武・山崎裕之氏)

「奪三振は江川卓(巨人)さん」(元阪神・藪恵壹氏)

「田中将大(楽天)でしょう。投手に必要な資質をすべて持っている」(元広島・山崎隆造氏)

プロ野球OBたちからも様々な声が聞こえてくるが、果たしてデータはどんな答えを導き出すのか。早速見ていこう。

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