1日10分の「ながら体操」で真冬の冷え性も改善…!「全身ほぐし」のスゴイ効果

前編の「真冬の「ヒートショック」を防ぐ、かんたん体操「全身ほぐし」のスゴイ効果」では、テレビを見ながらでもできる体操を、イラストとともに紹介した。後編では体操のコツと下半身に加え、上半身もほぐす体操方法についてを詳しく解説する。

筋肉の伸び方に注目

同じく大腿動脈の血流を促進する方法としては(B)前ももほぐしも有効だ。帝塚山学院大学講師の新野弘美氏が解説する。

「左足の太ももが椅子の外に出るようにして浅く腰掛けます(1)。この時、右手は椅子の縁を持ちます。この状態で左ひざを後ろに曲げ、左手で爪先を掴んで太ももの前側を伸ばします(2)。反対側も同様です。

この時に、太ももの前側にある大腿四頭筋が伸び、内部を通る大腿動脈の血流が増えるのです」

全身ほぐしを行う時は、筋肉の伸び方にも注目したい。新野氏が補足する。

「ストレッチをしていると、筋肉が負荷に慣れて緩む瞬間があります。フッと筋肉が緩むのを感じた時は、さらにもう少し筋肉を伸ばしてみると効果が高まります。筋肉を2段階で伸ばしていくのが全身ほぐしのコツです」

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膝の裏側にも膝窩動脈という動脈が通っている。ここは血栓が生じやすいため、(C)裏ももほぐしを行い、定期的にほぐすことが必要になる。

「椅子に浅く腰かけ、背筋を伸ばし、爪先が天井を向くようにして片足を伸ばします(1)。その体勢のまま腰を前に倒していくことで太ももの裏側が伸びていきます(2)」(新野氏)

(D)ふくらはぎほぐしは、アキレス腱とふくらはぎを通る後脛骨動脈に働きかけるストレッチだ。

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