受験直前に気をつけるべきこと

いよいよ入試が近づくと、子ども以上に親のほうがドキドキしてしまうもの。がんばってきた子どもが、入試当日に最大限の力を発揮するには、どうすればよいのだろうか。

「体調をくずしやすいので、温かい飲み物や食事を用意して、身体を冷やさないように気をつける、ということは徹底していましたね。炭水化物に含まれる糖質は脳の大事なエネルギー源なので、炭水化物をしっかり摂らせるなど、栄養面にもすごく気をつかいました」

Photo by iStock
-AD-

そして、上田さんが親として、受験直前に一番気をつけたのは「子どもたちの脳を疲れさせないようにする」ことだったという。

「これは次男の英語の先生に言われたんですが、受験の1週間前くらいになると、子どもによっては、調子がのってきて、どんどん勉強しちゃうらしいんです。最後の1週間なので、子どもとしては、すごくがんばれるんですね。でも、やっぱりやりすぎると、脳に疲労がたまって、記憶力や集中力が低下するので、そのまま入試に行くと失敗してしまうケースが多い。だから、入試直前は親のほうがストップをかけてあげてください、とのことでした。

うちの息子たちは、それまでは塾の自習室が閉まる夜10時とか11時くらいまで勉強していたんですが、1週間前からは『もう9時に終えて帰ってきなさい』と言って。帰宅後はお風呂に入って、ゆっくり寝るというリズムに整えて。とにかく勉強の時間を区切り、脳をちゃんと休ませることを心がけました。そうしないと、入試のときに力が出ないらしいんですよ。当日は相当、頭を使うので。1週間前からは、たとえ子ども本人が『まだ勉強できる!』と言っても、ペースを落として、頭を休ませ、体調管理をしてあげてください」

志望する学部がどこであっても、受験に懸ける想いの強さはみんな同じ。我が子の努力を温かく見守りつつ、親子ともに、できるだけ悔いのない受験をめざしたい。

『子どもを医者にした親たちが幼少期にしていたこと』幼児教室ひまわり/啓文社書房刊
上田先生も講座を持つ、幼児教室ひまわりの書籍『子どもを医者にした親たちが幼少期にしていたこと』はこちら! 子どもを医者にしたい親に限らず、習い事についてや、子どもが失敗したときの対処法など“子育てのヒント”がたくさん載っています。