2022年を迎え、ついに入試も本格的にスタート! 1月15日・16日には、改革2年目となる大学入学共通テストが実施される。前半【長男は理3・首席合格…息子3人「東大・京大医学部」の母に聞く、医学部受験の戦略】に続き後編では、大学受験の最難関のひとつである医学部を目指す子どものために親ができるサポートについて。

「子どもを医者にしたい」という保護者に向けて、子どもの教育の進め方を指導する『幼児教室ひまわり』で講師代表を務める上田尚子さんに話を聞いた。上田さんは3人の息子を育てた母であり、長男は灘中・灘高を卒業、東京大学理三に現役で首席合格、次男は洛南中・洛南高を卒業、京都大学医学部に現役合格、三男は洛南中・洛南高を卒業、東京大学理三に現役合格している。

大学受験では効率を意識する

息子さんの大学受験期間、上田さんが常に意識していたのは、とにかくできるだけ「効率よく」進めていくこと。

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「3人の男子を育ててきたので、育児も家事も、いかに効率よくやるかということを考えていました。勉強も同じで、焦ってやみくもに努力をしたり、時間をかけたりするんじゃなく、かけた努力に対して、一番効果の出るところは何かを考えたほうがいいと思うんです。

入試問題を見て、数学がちょっと難しすぎるけれど、よく見ると、みんなあんまり点数を取れていないなと思ったら、そこにすごく時間をかける必要はない。そのぶん、英語の勉強を足したほうがいいなとか。今から国語に時間をかけても、点数はさほど上がらないだろうから、理科をやったほうがいいなとか。入試問題との距離感を的確にとらえて、正しい努力をすること。大学受験では、むだな努力をすると、結果につながりません」

国立医学部だと浪人は当たり前という風潮がある中、上田さんのお子さんは3人とも現役合格。ここにも、効率のよさを追求した結果が表れている。