特に、自分に自信を与えてくれる、というのは大きい要素だと思う。美郷さんは手紙で彼に対する愛情を一生懸命伝えていたし、そこに嘘はなかっただろう。だが、黄さんは美郷さんと一緒にいると、自信がみなぎってくるのではなく、むしろ自信を失いがちだった。

美郷さんの考えが読めず不安を抱いていた黄さん/『バチェラー・ジャパン」シーズン4

それがときめきってやつだよね、とも言えるが、ときめきすぎる相手は恋人や伴侶に向いていないことを、大人の女性は知っている。彼の選択が多くの女性視聴者から祝福されたのは、そのあたりも関係していると思う。そうなのよ、ときめきだけじゃ幸せになれないのよ! と。

一方で、男性視聴者は、「美郷じゃないんだ……」と意外に思ったかもしれない。バチェロレッテ仲間の男性二人も、黄さんの表情などから、美郷さんを選ぶのでは、と予測していた。

二人のあいだで悩む黄さんを訪ねてきた、バチェロレッテ仲間の當間ローズさん(中央)と杉田陽平さん(右)/『バチェラー・ジャパン」シーズン4
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筆者がこれまで恋愛相談を受けてきた経験からすると、男性は、ときめき最優先で相手を選んで幸せになれる人が女性に比べて多い。自分の気持ちの方が相手の気持ちより強くても気にせず、むしろ「こんなに好きな人と付き合えてる自分、超ラッキー!!」と思うことができる。一方、女性は男性に比べて相手の気持ちを敏感に察するため、こうはなりづらい。

そういう意味では、黄さんは少し女性的。人の気持ちを察する敏感なタイプだ。常に100%で自分を求めてくれているのが伝わってくる女性でないと、しんどくなるのではないだろうか。それを本人も分かっていたから、諒子さんの方を選んだのかもしれない。