2022.01.14
# 生き方

山中伸弥さんと藤井聡太さん、天才と呼ばれる人はどこが突き抜けている?

年齢差40もあるのに対等の空気を感じる
「何をしたらあんなふうに突き抜けられるんだろうね」。こんな風に、天才とそれ以外(自分)の差に思いを巡らせたことはないだろうか。
『挑戦 常識のブレーキをはずせ』は、2021年11月に史上最年少で四冠を達成した藤井聡太氏と、iPS細胞の研究で2012年にノーベル賞を受賞した山中伸弥氏の対談をまとめた1冊だ。分野は違うが、それぞれの世界の最前線で挑戦を続ける2人に共通する日常の準備、学び方、メンタルの持ち方とは。本書では、「天才」かつ、「トップランナー」の思考の一端を垣間見ることができる。

「高校に入学したときから、卒業自体は必須ではないと」

2021年1月末、「将棋に専念したい」と、在学していた高校を中途退学した藤井氏。本書には、その真意を語った様子が収録されている。

コロナ禍の影響で、対局の再開と学校の再開が重なり、高校の出席日数が足りなくなってしまった。将棋にさらにきちんと取り組んでいきたいという思いもあった藤井氏は、高校の自主退学を決めたという。

入学したときから、卒業すること自体は必須ではないというか、それほどこだわっていなかったので。将棋だけだと、どこかで行き詰まってしまうことがあるかもしれないので、高校ではやはりそういった時のために視野を広げるというか、そういうことができたらいいなと考えていました。

 

さらに、藤井氏は、こうも続ける。

中学までは義務教育でしたけど、高校からは違うので、高校に行くことの意味、意義をしっかり考えて行かないといけないと思っていました。なんとなく行っていたのでは無駄になってしまうというか、益の薄いものになってしまうので。

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