2022.01.12
# 就活

数年前とは大違い…現在の就職活動が始まる「本当のタイミング」

これから本格化する23年卒の場合
石渡 嶺司 プロフィール

まずは業界の傾向からご説明します。

就活時期(企業からすれば採用時期)が例年、早いと言われているのがIT、ベンチャー、外資系です。

ここ数年はこの3業界に不動産、人材も加わり、早期に内定出しをしています。

「就活時期が早くなった」「大学3年夏にはもう内定」などという見出しの記事をよく読んでいくと、そのほとんどがこの5業界です。

ただ、この5業界の採用担当者に取材すると、早めに内定を出したからそれで幸せか、と言えば別問題のようです。

「3年12月から内々定を出していくが、内定承諾まで行くのはせいぜい1割」(IT企業の採用担当者)

この5業界が集中しているのが首都圏・関西圏です。結果として、首都圏・関西圏は就活時期が早く、それにやや遅れるのが中京圏、さらに遅いのが地方、と地域によっても就活時期は微妙に異なります。

Photo by iStock
 

入試と同じく、採用時期の「分割化」も進む

さらに、2010年代以降、各企業で取り入れられているのが採用時期の分割化です。はっきりした調査がないため、どれくらいあるのか、データを提示することができません。ただ、取材している中では相当数ある、と見ています。

先に挙げた、早期化傾向の強い5業界にしても、

「一番早い選考ターンは3年秋から。ただ、その後も、4~5回に分けて、一番遅い選考ターンは4年6月」(前出のIT企業の採用担当者)

など、複数回、採用を実施しています。

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