2022.01.14
# ライフ

頭皮に光を当てると髪の毛が生える…? 薄毛を解決する「まさかの治療法」

男性の一番の悩みといえば髪。薄毛、脱毛、白髪はいつの時代も男を悩ませる。現在、一般的な薄毛治療は2つ、プロペシアのような専用の薬を飲むかミノキシジルのような薬を塗るしかない。

成長因子(=グロースファクター)を打つという選択肢もあるが、日本皮膚科学会の策定した「男性型脱毛症診療ガイドライン」では男性の脱毛症治療について、「A.行うよう強く勧める」から「D.行うべきではない」のランク分けがあり、成長因子による治療は「C2.行わないほうがよい」。やらない方がいいわけだ。

 

音で髪の毛が生える?

しかし科学の進歩は私たちに新しい治療法を提案している。なんと音や光で髪が生えてくるというのだ。

まずは音。

頭髪治療を専門に行うDクリニックと日本医科大学形成外科学教室の共同研究で、超音波で頭皮を振動させると髪が生えてくることがわかったのだ。Dクリニック新宿の院長で創傷治癒の遺伝子治療の研究を行ってきた小山太郎医師は、マッサージを始めとして力の刺激が髪の毛の細胞にどのように働くのかを研究していたという。

「傷の治りの早い遅いや治った跡がケロイドになるならないには、力が加わることがわかっています。傷の治りには力が密接に関わっている。怪我をしたところを吸引すると怪我が早くなるんですね」

老人の床ずれのようになかなか傷が治らないところでも、吸引するとキレイに治ると小山医師。

非接触振動圧刺激装置による頭髪治療を開発したDクリニック新宿の院長小山太郎医師(https://www.d-clinicgroup.jp/)

「吸引力が組織に加わることで、傷が早く治るんです。再生医療で軟骨の再生という分野があるのですが、軟骨の細胞をとって増やすことはできます。ところが膝など軟骨の減った部位に戻すと吸収されてなくなってしまうんです。増やした軟骨組織に力を加えておいてから戻すと吸収されない。細胞の質が良くなるんです。力と再生組織のそのような関係が髪の毛では研究されていなかったので、日本医科大学形成外科学教室といっしょに研究することになったのです」

SPONSORED