もはや「悪い円安」だ…2022年日本経済を直撃する「景気悪化」のリスク

財務省・日銀介入の機運が高まるが…
歳川 隆雄 プロフィール

再び日経新聞(5日付朝刊)を引用する。《これまで円安は輸出企業の多い日本にとって有利とされた。だが日銀の12月の金融政策決定会合では参加者から「(日本)企業が海外での地産地消を進めてきた結果、円安が企業業績にもたらすプラスの効果はかつてより小さくなってきている」との意見が出た。……大和証券の谷栄一郎チーフストラテジストは「日銀は『過度な円高の阻止』から『過度な円安の阻止』へとスタンスを転換させつつある可能性がある」と話す。円安加速に市場参加者は神経をとがらせている。》

どうやら「悪い円安」阻止のための具体策を財務省・日銀は早急に打ち出さなければ、バイデン米政権が今後に実施する利上げが日本経済を直撃しかねないのだ。22年後半景気悪化説はここに根拠があると思われる。

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