視聴率惨敗の紅白歌合戦がそれでも守るべき、ただ一つの「ルール」

どれだけコンセプトが揺らごうとも…

2021年の「NHK紅白歌合戦」が過去最低の視聴率となり、その要因や結果をめぐり、いろいろな声が上がっている。

私は、12月31日に見終わった後、すぐにTwitterにこう書いた。

【従来の紅白を解体したかったのなら、それは成功したのだろう。とりあえず瓦礫の山となった。放置するのか、生まれ変わるのか。いずれにしろ、元には戻らない。松田聖子は回避してよかった。】

以下、これを詳しく書いていく。

 

「紅白」の謎

「紅白」は70年を超える歴史のなか、少しずつ変化してきた。

そのなかで、基本的なコンセプトとして変わらなかったものは、歌手が男女別に分かれて、対戦するというものだ。この基本コンセプトがいま、ジェンダーフリーの波のなか、批判にさらされている。「男女に分かれる意味が分からない」という意見が上がっているのだ。

当事者の歌手のなかにも、男女別にされることに違和感を抱く人もいるという。男女混合のグループの場合は、メインボーカルの性別で紅組か白組かに振り分けられるが、これにも疑問の声がある。

そもそも、なぜ「紅白歌合戦」は「男女別に歌を競うのか」。

その歴史を振り返る。

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