【花森ぴんく×中田あすみ】特別トーク!大人気少女マンガ「ぴちぴちピッチ」のヒミツ、お話しします

現代ビジネス少女マンガ部 プロフィール

キャラクターたちがみんなに愛されたから、いまがある

──改めて『ぴちぴちピッチ』を通して得たものとは何だったと思いますか?

花森:アニメでキャラクターに命を吹き込んでいただいて、曲も作っていただいて……たくさんありすぎますね。自分が絵を描いているものが、もはや自分の手から離れて、どんどん大きくなっていった感じです。

担当編集:いまもこうしてファンの方たちに支えていただいているというのも、すごい財産ですよね。ファンの方たちやアニメのおかげで、また新章を出すことができたので。

 

花森:キャラクターが愛されたから、いまがあるんだなと思います。そんなに長い間『ぴっち』のことを思ってくださるファンの方がいるというのは、本当にすごいことだと思います。

中田:私も『ぴっち』から得たものが多すぎて、挙げるときりがないんですが……幼い頃の私は美少女戦士になりたかったので、夢を叶えていただいた感じがします。『ぴっち』のイベントには「『ぴちぴちピッチ』が大好き!」という、幼い頃の私みたいな女の子たちがたくさん来てくれたので……私も『ぴっち』に夢を叶えてもらったし、女の子たちにも夢を与えることができたんだなって。そういう存在になれたのかなと思うと感慨深いし、嬉しいです。

たくさんのファンの方が応援してくださって、私も『ぴっち』の作品に関われたことが本当に嬉しくて……先生のおかげですよね。ありがとうございます!

花森:ありがとうございます。なんかもう……ちょっと泣きそうです。

──海外でも『ぴちぴちピッチ』の人気は根強いですよね。

担当編集:女の子にとって、人魚って普遍性がありますよね。悲恋がベースにあるからキュンとしちゃうし、切なく思えるんでしょうね。かつ、肌色が多くて大人っぽい感じがある人魚って、モチーフとしてすごく強いのかもしれません。

中田:たしかに、いち読者として読んでいるときは、ちょっと大人な雰囲気にドキッとして、女子心をくすぐられました(笑)。

──ドキドキするシーンも結構ありますもんね。

花森:私のなかでは、そういうシーンはロマンチックなイメージなんですけど、担当さんからは「刺激的だね」と言われていました(笑)。

中田:『ぴっち』の魅力はほかにもたくさんあると思うんですが、アニメに関して言うと……演者もスタッフもみなさん『ぴっち』が大好きだったんですよね。それでみんなが仲良くなって、その和気あいあいとした雰囲気が作品にも表れていたと思うんです。そういったものがファンの方にも伝わったんじゃないかなと思います。

花森:いまでもファンの方から「るちあと海斗が見たい」とか「それぞれのマーメイドのその後の恋愛はどうなりましたか?」といった声をいただくことがありますから。

──いずれはそういったものも描きたいという思いはありますか?

花森:ありますね。いま出ているキャラクターのなかにも、「じつはこうです」という設定を結構作ってあって。「この設定がここに繋がるんだよ」みたいな、ちょっとした引っかかりを考えたりもしているので、「おお!」と思っていただけるようには作りたいと思います。

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