【花森ぴんく×中田あすみ】特別トーク!大人気少女マンガ「ぴちぴちピッチ」のヒミツ、お話しします

現代ビジネス少女マンガ部 プロフィール

「人を好きになる感覚って?」中学生が演じたからこその悩み

──中田さんは当時、るちあを演じる際にどんなことを意識していたのでしょう。

中田:るちあはすごく素直な女の子だと思っていたので、あんまり「こう演じよう」とは考えず、アフレコの現場で相手の方から出てくるセリフを受けて、どう自分は返したいか。そのときに湧き上がる気持ちを大事にしていたと思います。

──特に難しかった表現などはありましたか?

中田:アニメ第2期の『ピュア』では海斗が記憶を無くしてしまって、ずっと辛い時期が続いたので、その辛さを演じるのが大変でした。最終回ではそれらの思いが全部報われて、るちあが「海斗、大好きだよ」と言うんですが、その「大好きだよ」というセリフをどんなふうに言ったらいいのか……迷いがすごくあって、家で悩んだ覚えがあります。

『ぴちぴちピッチ』第1話より(c)花森ぴんく・横手美智子/講談社

──どう迷っていたのでしょう…。

中田:当時は中学生だったので、人を好きになる感覚がまだよくわかっていなくて。「るちあが海斗を好きな気持ちって、どんな感じだろう?」と想像するしかなかったんです。海斗役の岸尾だいすけさんはすごく優しい方で、「こうしたらいいんじゃない?」と現場で教えていただいたこともありましたが……中学生とどう接したらいいのかわからない感じが若干あったんでしょうね(笑)、すごく気を使っていただいた覚えがあります。

花森:いまの話で思い出しましたが、イベントのときだったかな? 「恋人役をやってるうちに、本当に好きになっちゃったりする人がいるけど、あすみちゃんはどうなの?」って舞台裏で聞いたんですよね(笑)。いま思うと、何を聞いてるんだって感じなんですけど……。

中田:ははは!

 

花森:そしたらあすみちゃん、すっごい真剣に「私は演じるのに一生懸命で、ほかのことを考えられないです」って。

中田:真面目~!

花森:すごく正論をおっしゃっていて。「あ、そうだよね」と思った記憶があります(笑)。

関連記事

おすすめの記事