2022.01.08

日本で「マグニチュード7の巨大地震」が起きる確率は「今年中に80%」…“新検証”で驚きの結果が!

藤 和彦 プロフィール

「プレート説」とは異なる地震予知

プレート説は1960年代の米国で提唱された。当時、限定された海域を対象にしたプレート説に飛びついたのは、日本の研究者たちだった。

彼らは具体的な検証を行う前にその適用範囲を地球全体にまで広げてしまったとされている。小松左京のSF小説『日本沈没』の影響も大きく、最近ではNHKの人気番組『ブラタモリ』でもプレート説に基づいた解説がなされている。

今や日本人にとってプレート説は常識となっている。

しかし、プレート説も仮説にすぎないということはあまり重要視されていない。

プレートテクトニクスは、いまだ「仮説」に過ぎない Photo/gettyimages
 

プレート説から地震のメカニズムを解説すれば、概ね次のようなものとなる。

地球の表層部に広がる十数枚の冷たい固い岩板(プレート)がぶつかることで地震が発生する。

プレートは海底に隆起した山脈(海嶺)から生まれ、地球深奥のマントルの対流により一定方向に移動する。比重の重い海洋プレートが比重の軽い大陸プレートの下に沈み込み、そこで溜まったエネルギーが解放されると地震が発生する。

日本で地震が多発するのは、2つの陸地プレート(北アメリカとユーラシア)と2つの海洋プレート(太平洋とフィリピン海)の上に乗っているからだとされている。

ところが、このプレート説については「不都合な真実」が明らかになっている。技術進歩のおかけで地球の内部の状況が可視化されたからだ。

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