「日本以外全部沈没」
筒井康隆氏の短編小説「日本以外全部沈没」は、「日本沈没」に対するパロディだ。
この小説では、日本に殺到した人々が大人しく日本人の言うことを聞くが、実際にはそのようなことはあり得ないだろう。
海外勢のうちもっとも野蛮な人々が、武力・暴力で日本を乗っ取るであろうことは歴史を振り返ればすぐにわかることだ。
「日本以外すべて沈没」すれば、「黄金の国ジパング」の争奪戦が始まるかもしれない。事実、幕末に日本は欧米の植民地にされる寸前であったのだ。軍隊を持たない(自衛隊はある)のに豊かな日本は、海外の沈没しつつある国々の餌食になりかねない。
また、武力だけではない。IT覇権問題、外国人参政権などの形で、目に見えない浸食も始まっている。