2022.01.08
# 世界経済

2022年、世界の危機を展望すると、日本以外全部沈没なのか?

長い目で見れば1人負けから1人勝ちに

世界情勢をまとめてみると

これまで、今年1月6日公開「ドイツは3度目の『敗戦』? メルケル16年の莫大な負の遺産」、昨年12月30日公開「韓国は日本を追い抜く前に朝鮮半島ごと沈没してしまいませんか?」、同11月6日公開「食糧危機は中国から始まる――14億人の民を誰が養えるのか」、同10月9日公開「バイデン政権では中国発の経済混乱を防げないと思えるこれだけの不安」など多数の記事で、世界の主要国の暗い将来について述べてきた。

by Gettyimages

このような事実を眼前にすると、昨年12月17日公開「実は『世界経済破滅』へのカウントダウンが始まっているのではないか?」という懸念が現実味を帯びてくる。

実際、昨年11月30日公開「習近平ですら吹っ飛ぶインフレの脅威…2022年、世界『大乱』に立ち向かう7つのポイント」で述べたように、今年は「大乱」の年になると考えている。

それでは、我々にとってもっとも関心がある日本はどうなるのであろうか?それについては、昨年5月9日公開「日本の『お家芸』製造業、じつはここへきて『圧倒的な世界1位』になっていた…!」、同11月1日公開「日本の『製造業』、じつはこれから『黄金時代』がやってくる…!」、2020年4月14日公開「コロナ危機で、じつは日本が『世界で一人勝ち』する時代がきそうなワケ」などで述べてきた。

もちろん、世界が大乱に見舞われる中で日本だけが「無傷」でいられるということでは無い。それなりの打撃をうけるであろうが、「比較優位」であることは間違いない。

また、戦後日本は、冷戦が本格的に始まった1950年からバブルが崩壊した1990年頃までの約40年間、奇跡の経済成長を続けた。そして、奇しくも1990年をはさんでベルリンの壁とソ連邦が崩壊し冷戦が終了した。

ちなみに、共産主義中国も1978年12月(中国共産党第十一期中央委員会第三回全体会議)からおおよそ40年間快進撃を続けた後「危機」に見舞われている。日本はバブル崩壊で経済的大打撃を受けたものの「国家存亡の危機」には至らなかった。しかし、中国の場合はどうであろうか。

 

また、1990年以降の日本を象徴するのが「失われた●十年」という言葉である。1990年代以降、米国、中国、新興国を始めとする国々が繁栄する中で日本は「1人負け」であったと言ってもよい。

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