2022.01.13

日本経済を「どん底不況」に陥れる「岸田ノミクス」の危ない真相

「新しい資本主義」の怖さをご存じか
中原 圭介 プロフィール

「賃上げ」だけ…という筋悪政策

岸田首相が推し進めようとしている経済政策には、日本の生産性を引き上げるための議論が欠如しています。それは、賃金を引き上げる企業に対して税制で優遇するという政策が中心に据えられていることでもわかります。

実のところ、これはかなり筋が悪い政策です。

企業が大幅に賃金を増やしただけでは、生産性は上がらないからです。

中小企業の賃上げ余力は乏しい Photo/gettyimages
 

企業がひとたび基本給を大きく引き上げれば、社会保険料などの負担が増えるうえに、景気が悪化しても容易に引き下げることができません。企業の成長力が高まらない状況下で大幅な賃上げをすれば、企業の収益性は低下していくでしょう。

日本のように今後も人口減少が加速していく社会では、これまで積み上げてきた経済の規模を保つためには、多くの企業が国内だけで稼いでいるわけにはいきません。国内の減少分を海外から稼いでいかなければならないのです。

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