2022.01.06
# アパレル

アバターからトイ・ドールまで「着せ替え人形」が大流行する時代の「正しい見方」

現実社会の「生きづらさ」の裏返し…?

世を挙げてメタバースに期待を注ぎ、アバターでバーチャルな交遊を夢見る。TikTokやYouTubeでは国籍不明のコスプレや衣装を凝ったMMDが入り乱れる。まるで子供から大人まで“着せ替え人形”に夢中になるというご時世は、現実の世界がよほど息苦しくなっているのか、現実のファッションが行き詰まっているからなのだろうか――。そんな“着せ替え人形”ブームに注目するファッション流通ストラテジストの小島健輔氏が、ブームの最前線と背景事情をレポートする。

ファッション業界もメタバースに注目する photo/gettyimages
 

「アバターファッション」に熱い期待

Facebook社が「∞Meta」に社名を変えてまで未来を託すメタバース(Metavers)とはインターネット上の三次元仮想空間だが、そこでの商機を狙っているのはIT業界だけではない。

オンラインゲーム業界やエンタメ業界に続き、遅ればせながらファッション業界もアバターに着せる3Dデジタル衣装に期待を寄せ始めている。

3Dデジタル衣装は日本発ボーカロイドキャラクターによるMMD(MikuMikuDance)が先行し、近年はCGゲーム事業者のRPG(ロールプレイングゲーム)キャラクターに広がる中、アニメ産業と同じく桁違いの市場規模と資本力で中国企業が台頭している。

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