【スナック千代子へいらっしゃい #37 アイツはかっこいいことを言いたい】

子育ての切なさを2児のママで「スナック千代子」のママ、ピスタ千代子がつぶやく4コマ漫画連載「スナック千代子へいらっしゃい」(毎月第1・3日曜日に配信)。今回は、口が達者になった子どもたちに翻弄される千代子さんのエピソードです(漫画は次ページに掲載)。

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いつ何時でも「ハンサム」を発動させる息子

あけましておめでとうございます。
早いもので、スナック千代子が開店して2度目のお正月。去年の今頃はろくに会話ができなかった娘もすっかり口が達者になり、怒ったり拗ねたり駆け引きに出たりと、高度なテクニックで私たち親を翻弄するようになりました。

息子は息子で「ハンサム」な生き方に憧れ、かっこいいことを言うチャンスを虎視眈々と狙っています。これは、時々我が家に遊びに来る私の友人(美人)から「ハンサムハンサム」とおだてられ、更に「ハンサムは外見のみならず内面まで含めた褒め言葉であり『イケメン』よりも上」などと持ち上げていただいたおかげですっかりかぶれてしまったといういきさつがあってのことです。

「ハンサム」と言われたいばっかりに妹のフォローをしたり、お皿を片付けたり、ゴミ袋の補充をしたり、「自分のことをババアなんて言っちゃだめだよ……ママはきれいだ」なんて言ってくれたりするので、日常生活においてそのマインドは大変ありがたいものなのですが、どんなシーンにおいても自分のハンサムをぶっ込むことに心血を注ぐ息子は、「私なんていなくなった方がいいんでしょ!」などと盛大に拗ねる娘を諭す、というなかなか大変な状況の中でさえ割り込んできます。

「子ども以外にも生きがいを持て」というど正論に感心してとりあえずハンサムを褒め、娘に向き直るとすっかり飽きていて話はうやむや、などということもしょっちゅうな毎日。ますますカオスが期待される2022年の始まりです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。