「女の幸せ」を考えたことがない

――お二人は、今は、どんなことに幸せの基準を置いていますか。「こういられたら幸せ」という最低限の基準は?

水原:好きな友達に囲まれて、一緒に美味しいものを食べて、「幸せだね〜」って言える瞬間! 私は、友達がすごく大事。あとは踊っている時に、「音楽ありがとう!」って思う(笑)。音楽がなかったら本当に生きていけなかった。だから友達と踊っているときが一番「今、キてるよね〜、イエイ!」ってなる(笑)。

――「女性の幸せ」に限定して考えることはありますか?

水原:あー……。正直いうと、「私って女だなぁ」って実感があまりないかも。社会に出ていくとき、「よし、ここはズルいけど甘えちゃえ!」みたいに、武器として、「女の、この部分は使える!」と思うことはあるけど……。

門脇:私も、自分が“女”であるという意識はあまりないかもしれない。私は家族とか友達とか、大好きな人たちを守れる人でずっとい続けることが人生最大の幸せだと思っていて。その関係性の中で、「女」って意識されるのは嫌ですね。だから、あえてガサツに振舞っちゃうかもしれない。

昔から、男の子の前ではめちゃめちゃガサツです(笑)。でも、もしかすると女として見られないように振る舞っている行為自体が、実は自分を女として意識している、ということなのかもしれないですね。

撮影:山本倫子
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――結婚とか出産に関してはどうですか?

門脇:何も考えてないです。「結婚したくない!」とかでもなく。するときはするのかもしれないし。

水原:結婚は考えてないけど、子供とか産んだりしたら、女の幸せを感じるのかもしれない。

門脇:そうだよね。もし結婚するとしたら、「子供欲しいな」って思う時のような気がする。まだ思わないけど。

水原:ただ、私は、妊娠とか出産を想像すると怖いんです。お腹が大きくなることも怖いし、注射も嫌いだし、子供が産まれることによって自分が変わってしまって、それまで確立してきたものに意味を感じなくなるのもちょっと怖い。あとは、気づかないうちに子供のことを溺愛しているとか……。たまに妹にそれをやっている時があって(笑)。

私、ちょっとコントロールフリークなんです。起業した理由の一つも、今自分がやっていることを全部把握しなきゃ、と思っているから。さっきの、女であることを武器にする、というのも、コントロールの一環なんですよね。