2022年、「メルケル引退後」のドイツとEUはいったいどこへ向かうのか

コロナ禍の1年を振り返って思うこと

コロナに支配された2021年

気づいたら大晦日。新型コロナに支配されたまま、再び1年が過ぎた。

ドイツでも日本でも、コロナの威力が必要以上に誇張されているのではないかという疑いを払拭できないが、如何ともしがたい。結局、個人的には満足できない一年だった。

自由に動けないことは、怖い感染症が大流行しているのだから仕方がないと言われればお仕舞いだが、次々と打ち出される対策には不自然なものを感じ、承服できないところがある。

Gettyimages
 

ワクチン一つ取っても、少なくともドイツでは、国民にワクチンを打たせるために鉦や太鼓で大騒ぎだ。打ちたくないといえば非国民の誹りを受けるし、その安全性に懐疑的な意見を述べることも許されない。

最初のうちは、打った人に褒美を出す国もあったが、今では各国政府のやり方は強権的。ドイツでもすでに、ワクチンを打たなければ買い物もできず、レストランにも入れず、コンサートにも行けず、職種によっては職業まで失う。

その上、打たない人に対して罰金を課したり、年金を削ったり、医療保険料を高くしたりという案まで出ているのを見るにつけ、「そこまでしなければ普及させられないワクチンって、いったい何だろう」と思えてくる。

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