賛否両論な中国の大学受験で、私が得たもの
もしもう一度やり直すチャンスがあったら、「もう一度中国の大学受験を受けてみたいか?」と聞かれたら、私はおそらく「NO」と答えるでしょう。今でもこの連載の文章を書くにあたって、受験ことを思い出し、悪夢にうなされ汗ばむ程、あの一年は過酷でした。
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しかし、私はあの一年から学んだことはたくさんありました。
莫大なプレッシャーの中で自己調節すること、孤独を生きること、知識を吸収して運用すること…しかし沢山ある中でもいちばん大切だったのは、「諦めないこと」なのかもしれません。
悔しくて悲しくて、何度涙を流したかもう覚えてはいないけど、ペンを投げた回数だけペンを拾ったのは、覚えています。あの時、最後まで粘れたからこそ、今後どんな環境でも、「安易には諦めたくない」と思えたのかもしれません。
受験は人生を変えてくれるかもしれない
方式は違うけれども、世界のあらゆる場所でもみんな、莫大なプレッシャーを背負い、勇敢に挑む姿はそんなに変わらないと思います。
受験は人生すべてを左右できないけど、人生を変えたいと思うその強い望みを、受験は実現してくれるかもしれません。全力で駆け抜けた、全ての青春に乾杯をしたい夜です。