2、浪人しても、より良い成績が出せる可能性は低い

中国と日本では、志願方法が根本的に違います。日本ではセンター試験の他、各大学それぞれの試験が受けられるのですが、中国では、たった一回の「全国統一試験」で全てが決まるのです。

私が大学受験した当時は、受験の前に前もって志願大学を申し込むのですが、同レベルで申し込める大学・学科は限られており、もし第一希望の大学の学科の合格ラインに達することができなかったら、第二志望の、レベルがかなりかけ離れた大学にしか入学できませんでした

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(以上は全て私が卒業した2014年の時点の制度に基づいた経験ですが、2020年に大学受験制度が大幅に変わりました。例えば北京では、文系・理系を区別することが無くなり、国語・数学・英語の他に三科目、得意としている科目を自由に選択して受験に挑む事ができ、志願方法についても、受験の前ではなく、点数が明確になってから志願大学リストを作成し、申し込むことができるようになっているので、より公平性が増したとも言えます)

なので、一年浪人したとしても、昨年より良い結果が出せる可能性が高まると言うことでは無いのです。そんな事情もあって、勉強そのものだけでは無く、莫大なプレッシャーとどう戦うか、と言った課題が、中国の大学受験では成功の鍵にもなってくるのです。

漫画/かいし