将来のために、お年玉で金銭教育を

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これらの調査からも分かるように、お年玉はやはり普段のお小遣いとは違うまとまった総額になることが多いもの。ですから、子どもが小さければ小さいほど「無駄遣いしないように、とりあえず預かっておかなければ」と思う気持ちも分かります。でも、お年玉をもらったのが「子ども本人」である以上、預けたお金の行く先を、本人が認識できるようにしておくことが大事です。銀行や郵便局などに預けるにしても、教育費用などとして親が管理している口座に預けるのはNG。それとは別に口座を開設し、入金する作業も一緒に見届けてもらったうえで、いつでも「あと◯◯円あるよ」と残高を見せられる状態にしておきましょう。

また、本人に「◯◯がほしい」という希望がある場合には、それがいくらするのかを一緒に調べたうえで、「これを買ったら、◯◯円残るから、それを貯金しようね」「いま持っているお金ではあと◯◯円足りないから、それが貯まるまで預けておこうね」などと、「買う」と「貯める」のバランスを一緒に決めていきましょう。

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ここで大切なのは、できるだけ本人の意思を尊重すること。大人には無駄な使い方に思えても、よほど教育方針に合わないものでない限りは、できる限り耳を傾けてあげてください。たとえ買ったあとにすぐに飽きて使わなくなってしまっても「本当に欲しいものなのかをよく考えて買わないともったいない」という経験が残ります。失敗経験も含め、できるだけ小さいうちから当事者としての買い物経験を積んでおくことが、将来に生きてくるのです。