「お金」に関するお正月の恒例行事といえば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが「お年玉」ではないでしょうか。

普段のお小遣いとは違うまとまったお金がもらえるお年玉は、子どもにとって嬉しい一方、親にとってはどのように管理するかが悩みの種。そこで今回は、お年玉をきっかけとした子どもへの金銭教育についてご紹介します。

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「お年玉」、子どもはいくらもらっている?

子どもの頃、冬休みが明けて学校が始まると「お年玉、いくらもらった〜?」なんて友だち同士で教え合ったという人は少なくないはず。私自身も、親戚が近くに住んでいて、お年玉がたくさんもらえる友人を羨ましく思ったりした記憶があります。

では実際のところ、子どもたちは総額でいくらぐらいのお年玉をもらっているのでしょうか。

(出典)金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」(2015年) 引用元:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/kodomo_chosa/2015/pdf/15kodomo.pdf

「子どものくらしとお金に関する調査」(金融広報中央委員会)によれば、小学生・中学生・高校生のほとんどがお年玉を「もらった」と回答。その総額はというと、小学生の場合、低学年では「10,000円くらい」が24%、中学年と高学年では「10,000~19,999 円」がそれぞれ30.5%と26.5%で最も多いようです。しかし、実際には、小学生低学年では30,000円くらいよりも「もっと多い」と回答した人が15.5%、中学年と高学年ではそれぞれ6.3%と8.8%が「50,000円以上」と答えており、小学生でも30,000円、50,000円を超える金額のお年玉をもらっている人がめずらしくないことが分かります。

また、中学生・高校生では、どちらも「10,000~50,000円未満」が64.7%と最も多くなっていますが、50,000円以上のお年玉をもらったという人も15%を超えているようです。