ッシー

撮影/LAURENT Mana

大昔から、ロシア料理でもっとも大切なスープで、今でもロシア人が一番よく食べるスープです。ちなみに「ッシー」は古代スラヴ語で「食べ物」の意味。キャベツは9世紀にロシアに伝わり、さまざまに使われてきました。昔から伝わる「ッシー」のレシピを読むと、材料を粘土や銑鉄の鍋に入れ、ストーブでコトコトと長時間煮込んで作ったものでした。牛肉のブイヨンをベースに、キャベツ、にんじん、玉ねぎ、ハーブが入り、18 世紀からはじゃがいもも加わりました。今は魚や鶏肉、きのこのブイヨンでも作られています。

このスープには、黒パンとサワークリームがオススメです。生のキャベツの代わりに、ザワークラウトで作る「酸っぱいッシー」もとても美味しいので、ぜひ作ってみてください。

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◆材料(作りやすい分量)

牛かたまり肉………150g
キャベツ………200g
じゃがいも………1個
にんじん………1本
湯………1リットル
塩………5~6g
黒こしょう(粒)………15粒ほど
ローリエ………2枚
イタリアンパセリ………2~3本(葉だけ使用)

◆ッシーの作り方

1.牛肉を冷水でよく洗い、ひと口大に切って鍋に入れ、湯を注ぐ。

撮影/LAURENT Mana

2.強火にかけ、浮いてきたアクをきれいに取り除く。

撮影/LAURENT Mana

3.蓋をして弱火にし、10分ほどゆでる。肉に火を入れながら、だしをとる。

撮影/LAURENT Mana

4.じゃがいもは1cmほどの角切りに、にんじんは薄い半月切りに、キャベツは約1cm幅に切る。

撮影/LAURENT Mana

5.3の鍋にじゃがいも、にんじん、塩、黒こしょうを入れる。

撮影/LAURENT Mana

6.強火にしていったん沸かし、蓋をして弱火にし、15分ほど煮る。写真は煮終わり。

撮影/LAURENT Mana

7.キャベツを入れて、全体を軽く混ぜる。

撮影/LAURENT Mana

8.蓋をして、キャベツが柔らかくなるまで5分ほど煮る。ローリエを半分に折って加え、2~5分煮る。

撮影/LAURENT Mana

9.イタリアンパセリを細かく切る。

撮影/LAURENT Mana

10.8のローリエを取り出し、火を止める。

撮影/LAURENT Mana

11.9のイタリアンパセリを入れ、軽く混ぜる。

撮影/LAURENT Mana

12.蓋をして、5~10分休ませる。

撮影/LAURENT Mana

〈ヴィタリ’s メッセージ〉
そのままでもとても美味しいですが、ロシア人としては、器に盛ったあとサワークリームを入れるともっと美味しくなると思います!