2022.01.01

夫の「まさかの不倫」にキレた妻、相手女性に「550万円」請求の壮絶逆襲を仕掛けたワケ

浮気の心配なんてしていなかったのに…

鈴木拓哉さん(58歳・仮名、以下同)と鈴木佑月さん(55歳)は、30年連れ添った夫婦です。二人は28歳の長男・浩さんと、25歳の長女・若菜さんという二人の子にも恵まれました。

拓哉さんは真面目に地方公務員として働き、家族4人の生活を支えてきました。佑月は専業主婦として、拓哉さんと協力しながら子供たちを育て、家を守ってきました。

佑月さんから見て、拓哉さんは地味なタイプでした。30年一緒にすごしてきましたが、異性にモテるような人だと思ったことは一度もありません。しかも、佑月さんの誕生日に花の一本も買ってきたことがない不器用な人で、浮気の心配などする必要がない…というか、そんな心配をしたことがない相手でもありました。

〔PHOTO〕iStock
 

(※東京地方裁判所平成19年2月26日判決にヒントを得ながら、状況を理解しやすいよう内容を補充した、フィクションです)

そんな拓哉さんが、定年退職まであと2年という時期に、急にそれまでと様子が変わっていったのです。

佑月さんが最初に拓哉さんの異変に気付いたのは、平成30年11月ころです。

その2ヶ月ほど前、9月ころから、拓哉さんは外泊をすることが増えました。しかし、ちょうど職場で部署を異動した時期でもあったことから、佑月さんは、拓哉さんはきっと仕事で忙しく、通勤時間を割くより近くのホテルで骨休めをしたいのだろう、と思っていたのです。

10月には、こんな出来事がありました。拓哉さんの背広のポケットから、映画の半券2枚が出てきたのを発見した佑月さんが、拓哉さんに、誰かと映画を見に行ったの? と軽い調子で尋ねました。

関連記事