シンガポールに移住し、現在2人のお子さんを育てている福田萌さん。年末に日本に一時帰国している福田さんですが、コロナ以前とは異なり、「帰国」というだけで山あり谷ありだった道中……。その長い長い道のりを綴っていただきました。前編【2児の母・福田萌、家族で日本に一時帰国…出発前のPCR検査で起こったプチ事件】に続き、後編では日本到着後の様子をお伝えします。

事前にやっておくべきあれこれ

朝8時のフライトなので、早朝5時半に自宅を出た。航空会社のカウンターでPCR検査の結果を夫婦と長女の分、3枚提出した。PCR検査が厚労省所定のものでなかった娘の分は大丈夫か不安だったが、必要項目が確認できれば問題ないようだった。

そのカウンターで搭乗時間までにダウンロードしておくべき日本のアプリや、質問表を記入し発行されるQRコードのスクリーンショットの案内があった。この作業は出発前の空港でやっておくと、到着後の検疫がスムーズだと感じた。

日本に着いて成田から隔離先の実家へ向かう途中に立ち寄ったSAにて。自販機であったかいお茶が買えることに感動しました。提供/福田萌
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いざ飛行機に乗り込む。「おはようございます」とCAさんから投げかけられる日本語がとても嬉しい。すでに半分日本に帰国したような気持ちになりほっとする。機内の客席は8割程度埋まっていた。やはり年末年始を日本で過ごす人が多いのか。

途中、機内ではCAさんから書類が配布された。これは検疫の時に提出が必要な書類で、隔離中の注意事項や隔離先の住所の記入、14日間の隔離を守ります、という内容の誓約書だった。私は子供2人づれの隔離になるので、3人分の書類に書き込む必要があった。

この後の長時間の検疫に備えて、機内で配られたペットボトルの水は全て持って降りることにした。トイレは降りる直前に済ませるよう、子供たちにも促した。