2022.01.09
# ライフ

「このメールを10人以上に送らないと…」 不幸の手紙が「チェーンメール」に変わるまで

人から人へ、伝染する幽霊「カシマさん」

【前編】『「この手紙を10人に回さないと不幸が訪れます」…日本で「不幸の手紙」が始まった経緯』で見たように、「幸福の手紙」や「不幸の手紙」は、「一定人数に同じ内容の手紙を回さなければ不幸が訪れる」というように、受け取った人間を脅す形で拡散を狙う内容になっていた。

しかしこの伝染する不幸は、いつしか形を変え、口伝えによって伝染するパターンのものも現れるようになる。その代表的なものが、1970年代に語られるようになった幽霊「カシマさん」だ。

Photo by iStock(画像はイメージです)
 

カシマさんは様々な姿が報告されているが、多いのは腕または足を欠損した女性もしくは軍人だ。カシマさんは自分の話を聞いた人間の元に現れ、「腕をちょうだい」「足をよこせ」「この話、誰から聞いた」といった質問をぶつけてくる。各質問には、正解となる回答が用意されている場合が多いが、答えられなければ腕や足を奪われたりあの世へ連れていかれたりするという。

また、「カシマさん、カシマさん、カシマさん」といった呪文を唱えれば問答無用で撃退できる、という話もある。

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