2022.01.28
# 受験

名門小学校の「お受験初代組」になりたくて…なりふり構わない「元モデル妻」の執念

庶民は「最短で三代」かかるから…

元モデルで30代後半の彩子さん(仮名)は、お受験界の東大とも言われるA小への強い憧れから、息子さんとともに受験に挑むことにした。しかし、A小となんの縁もない彩子さんは、塾から「関係者にご挨拶をしてくださいね」と指導されてしまう。

あらゆる手段を使って「ツテ探し」に奔走するものの、まるで手応えなし。その苦闘の様子は前編〈名門小学校受験にとり憑かれた「元モデル妻」、その壮絶すぎる「ツテ探し」〉でお伝えした。

ある日、そんな彩子さんに夫が“いい話”を持ってきた。夫の飲み友達のさらに友達という人が、A小に強いツテを持つ人を知っているという。しかし、そのためには都度、お金を支払う必要があるというが…。

名門小学校受験をめぐる元モデル妻の苦悩/photo by iStock

コネさえあればこんな苦労しないのに

彩子さんはその話を全く信じる気にならなかったという。

「直感でウソだなと思いました。今思い返せば明らかに詐欺で、何年かごとにこういう事件が起きて、逮捕者も出ています。友達であってもお受験が終わっても手の内を決して明かさないのがお受験なんですよ。でも、夫はまるっきり信じていて。こんなバカと結婚したことを後悔しました。A小出身者と結婚していれば、こんな苦労はしなかったのに」

結局、その話を見送ってお受験本番を迎えたが、A小はもちろん、他校も落ちた。いわゆる全オチである。模試での成績はよかったので、彩子さんは「実力はあった、ただコネがなかっただけだ」と信じている。

 
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