2021.12.29
# 転職 # 就活

「高収入な人=優秀」というヒドい勘違い…年収を本当に決めている「要素」とは

男性の場合、幸福度とも関係が…
トイアンナ プロフィール

筆者は逆に、転職で業界を変えて年収を200万円上げた経験がある。それでも社内では低い方だったかもしれないが、私にとってはありがたかった。当時の夫が海外転勤すると決まって同行したときも、ギリギリまで退職を悩んだくらいである。

もちろん、仕事の楽しさは給与だけでは決まらない。上司との相性もあれば、ワークライフバランス、そして仕事自体のやりがいもあるだろう。だが、仕事が楽しくない瞬間は、どんな場所でもやってくる。そのとき、自分を離職から留めてくれるのが年収なのである。

単に使えるお金が増えるだけではなく、そこに社会的承認も含まれるからこそ……。年収は簡単に切り捨てられないテーマなのだ。

「尊敬できる人と結婚したい」のワナ

特に男性の場合、未婚と既婚では幸福度が大きく変わる。2016年に行われた博報堂ソロもんラボの調査では、未婚と既婚で40代男性の幸福度に倍近くの差が生じている。これは男性特有の現象で、女性も既婚の方が幸せを感じやすいものの、未婚との差がそこまで大きくはない。

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つまり、現代日本では男性は結婚した方が幸せである可能性が高く、結婚するためには年収を上げる必要性がある。そして、年収アップの要になるのが、業界選びなのだ。

女性の年収も上がっていくなかで、どうして男性だけ年収と既婚率が強く相関するのか。そこには前提として「高年収=有能である」という誤解がある。

また、女性の上昇婚志向も根強い。筆者は婚活相談も仕事柄よく受けるのだが、結婚相手の条件に「尊敬できる人がいい」と述べる女性は多い。

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