住まいのお手入れが気になる季節。最近は、「日々のお手入れをマメに行い大掃除はしない」という人も増えている一方、ふだんなかなか行き届かないから大掃除が必要という人も多い。

家族全員で掃除をするのはイベントのようで楽しいという人も、ピカピカにした家で新年を迎えるのがうれしい人ももちろんいるだろう。一方で、溜まりに溜まった汚れをこびり落とすのが大変で、うんざりする人も多いに違いない。だからこそ、世の中には「溜まった汚れをあっという間に落とせる」という触れ込みの掃除グッズが次々に販売される。

実はお手入れがラクか大変か、好きか嫌いかには、「どのような家に住んでいるのか」も大きくかかわっている。そこで今回は、根本的な住まいの条件からお手入れ問題について考えてみたい。

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掃除しやすい設備かどうか

汚れが溜まりやすいキッチンや水回り。そこで活躍する設備や家電は、メーカーの企業努力のおかげで、よりお手入れしやすい商品が登場している。家電については、10年前後で買い替えが必要になる場合が多いので、よりお手入れがラクな商品に交換することが比較的たやすい。

しかし、設備は交換が難しい。持ち家の場合、キッチンや水回りの設備交換は20年前後が目安で金額も高いので、お手入れが簡単な商品を選びにくい場合もある。

ほとんどお手入れが不要と宣伝する換気扇も出てきているが、簡単にそういうものを導入できるわけではない。水回りの壁も、サッと拭くだけで済む壁パネルを入れられる場合もあれば、目地に汚れが溜まりやすいタイル壁もある。浴槽や便器にも、汚れがこびりつきにくいものとそうでないものがある。導入時期や予算によって、住まいの設備とお手入れしやすさは千差万別だ。