2022.01.21
# 不動産 # 離婚

マイホームが“戸建てかマンションか”で、じつは離婚時に「笑えないほどの差」が生まれるワケ

2人の男にみる「マイホームと離婚」問題/photo by iStock

結婚後に購入するマイホーム、それは幸せな家族生活の象徴のはず…。本稿では、マイホームによって離婚の結論が異なった2組の夫婦のケースを紹介。前編では、「郊外戸建て」を持つ赤城さん(仮名)の離婚調停について解説しました。

結果、住宅ローン残額が実勢価格を上回っている「オーバーローン」状態にあったことが理由の一つとなり、同意を得ることができず、一旦離婚を諦めることに。赤城さんは、いまなお婚姻費用(月額15万円)と住宅ローン(月額約8万円)を負担し続けています。

赤城さんの離婚調停の詳細はこちら→https://gendai.ismedia.jp/articles/-/90834

今回は、マンションを持つ黒沢さんの離婚調停のケースを紹介していきます。

※本文に登場された方のプライバシーに配慮し、実際の事例を一部変更、再構成しています。
 

駅近「高層マンション」がマイホームの黒沢さん

次は、埼玉内で暮らす既婚男性の黒沢さん(仮名)からのご相談です。黒沢さんは奥さんとの離婚の件でご相談をいただき、調停事件としてご依頼をいただきました。

埼玉県川口市内の駅に近い高層マンションがマイホームの黒沢さん。奥さんと長年不仲であり、1年ほど前に奥さんとご長男(中学生)が暮らす自宅を離れて別居を開始し、ご自身はご自宅から近い1Kのアパートで一人暮らしをしており、奥さんとの早期離婚を希望して離婚調停を依頼したい、とのことでした。

黒沢さんから詳しく話を伺ったところ、黒沢さんご夫婦にも明確な離婚事由がなく、赤城さんと同様、早期に離婚するためには奥さんから離婚の承諾を得ることが必要な状況でした。

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