分断が起きているSNSの世界

Twitterで活動する大人側はTikTokを「曖昧な若者が盛り上がる低俗な場」と認識し、それを見て、若者たちはTwitterを「いつも大人が喧嘩ばかりしている謎のSNSに見える」と認識する。さらには、若者たちの交流は閉じたコミュニティへと移動しつつあるため、この溝はみるみるうちに広がっていく。

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まぁ、TikTokでのマーケティングを研究している方によると、「最近のTikTokは露骨なエロ表現がウケると学習した若い女性たちが、どんどんギリギリアウトではないエロを押し出すようになり、それに釣られたおっさんたちが流入し始めている」と語っていましたので、それはそれで凄まじい現状であると思いますが。実際、TikTokを開いて軽く流し見すると、露出の多い動画で溢れていることも分かります。

Facebookは社会人たちの意識の高さと幸せ自慢を眺める場所であり、Instagramはオシャレな女性たちによる自分磨きの場となっている。つまり、どのSNSだって長所も短所もあるわけで、どちらが優れていてどちらが劣っているというわけでなく、自分の年代や趣味嗜好に合わせたコミュニティを選ぶことが重要なのでしょう。

使い方一つで天国にも地獄にもなる。それがインターネットであるのかもしれません。自分はTwitterが流行った世代だったのでTwitterで活動しただけで、時代が違えばそこがTikTokであったかもしれない。それだけのことです。

photo/iStock