2021.12.24
# エンタメ

M-1グランプリ2021、「通路」と「せりあがり」での芸人たちの姿にシビれまくったワケ

ロングコートダディの「熱さ」

『M−1グランプリ 2021』の決勝には10組の漫才師が登場した。

10組が漫才を見せ、採点によって3組選ばれて、その3組がファイナルステージでもう一度漫才を見せて、優勝者を決める。

優勝は錦鯉だった。

「M-1グランプリ」公式サイトより
 

今年の放送では、舞台登場直前のコンビが写しだされた。

扉が開いて登場する前の、「せりあがり」の中にもカメラがあり、飛び出し前のコンビが映し出された。そこがとても興味深かった。

寄席にいくと、場所によっては、舞台に出てくる直前の芸人が見えるところがある。

そこでは、すごくベテランの芸人さんが、手のひらに「人」という字を書いてそれを呑み込む姿を見られたり、出番直前まで半身になってまわりの連中と楽しげに話している芸人が舞台を見た瞬間に顔が変わるのが見えたり、ちょっとおもしろい。

そういうのを見るのが個人的にとても好きなのだ。

それが今回『M−1グランプリ』の放送でも見られた。

もっとも印象に残ったのは、ロングコートダディである。

堂前と兎のコンビ。

今年初出場である。出番は7番目だった。

この番組で優勝すれば人生が変わる。その可能性を秘めた舞台の直前である。

緊張していないわけがない。

この二人は、呼び込みの道を話しあいながら進み、仲が良さそうである。

そして、「せりあがり」の中に二人で立ち、扉が開かれる直前に兎が堂前に話しかけ、堂前の背に手をまわし軽く背を叩いている。堂前も同じように兎の背に手をまわし、叩き、そして二人、飛び出していった。

ドラマを見ているようである。

熱い。

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