2021.12.26
# ペット

芸能人にも大人気「ハイブリッドドッグ」に隠された、「残酷すぎる現実」

飼い主は知っておくべきではないか?
石井 万寿美 プロフィール

ラブラドゥードルは、精神疾患以外にも、ラブラドールレトリバーとプードルに共通する股関節形成不全や眼病を発症する可能性が高くなると指摘されています。このような理由から、現在ではラブラドゥードルのブリーディングはあまり行われていません。

実は過去に、オバマ元大統領もファーストドッグとしてこのラブラドゥードルを飼おうとしたことがあったと言われます。長女マリアさんが犬アレルギーのため、抜け毛が少ない犬種を探していたからです。

しかし、コンロン氏が話した通りラブラドゥードルの中には毛が抜ける子もいるため、「ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ」を飼い始めたそうです。日本ではほとんど目にすることのない犬種ですが、古くからポルトガルの海岸で、漁師のために網を持ってきたり、魚を捕ったりしている巻き毛の使役犬です。

ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ[Photo by iStock]
 

マルプーに脱臼が多い理由

現在人気のマルプーに話を戻しましょう。マルプーの場合も、マルチーズとトイプードルがかかりやすい病気やケガに対して、遺伝的に弱くなることがあります。代表例が、膝の皿が本来の位置から外れてしまう膝蓋骨脱臼です。マルプーは遺伝的に膝の関節がゆるく、ちょっとしたはずみで膝蓋骨脱臼になりやすい犬種です。マルプーを飼っていて歩き方に異変を感じたら、動物病院へ連れて行くべきでしょう。

また疾患ではないものの、問題と見られる行動を起こす子もいます。一部のマルプーは「元気が良すぎる」のです。もちろん元気が良いのはいいことなのですが、部屋の中を走り回ってばかりでは、飼い主もなかなか落ち着く瞬間がないのではないでしょうか。

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