食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。年末といえば年越し蕎麦ですが、蕎麦は蕎麦でもそば粉から作るガレットはいかがですか? お笑い界のグルメ通、ぼる塾の田辺智加さんオススメのレシピ本はそんなガレットが作れる一冊です。

ぼる塾・田辺さんのおすすめグルメ一覧▶︎

-AD-

日本で初めてクレープリーを開いた
シェフによるレシピ60品が掲載

「神楽坂にある、本格的なフランスのガレットが食べられるお店です。香ばしいバターの風味がとにかく最高です」

スイーツ好きの田辺さんを唸らせたガレットを提供しているのが「ル ブルターニュ」

神楽坂にある「ル ブルターニュ」

こちらのオーナーが、ベルトラン・ラーシェさん。フランス・ブルターニュ出身で、学校卒業後に働いていた「ハーリーズバー」の経営者が営む日本食レストランを任された後に来日。

フランスと日本の料理文化の違いに驚きます。その後、日本にクレープリー(クレープ料理店)がないことに気づき、1996年神楽坂に日本で初めてとなるクレープリー「ル ブルターニュ」を開業。人気を集め、表参道に支店をオープン。ついには故郷のブルターニュにもクレープリーを開店します。

「ル ブルターニュ」の店内

そして、フランスの港町カンカルに「ブレッツカフェ」を2005年に開いたのち、東京をはじめ、神奈川、京都、福岡の日本各地に加えて、パリにも支店を開くに至りました

店舗の増加にとどまらず、ブルターニュにクレーピエ(クレープ職人)の養成学校を設立、蕎麦の栽培と、活動範囲は広がっていくと、それらの功績が認められ、2010年にFOODING名誉賞、2015年にはフランス農事功労賞を受賞。フランス、ブルターニュの伝統的食文化の発展に寄与しています。

ラーシェさんが作る本場のガレットは、そば粉で作るクレープ。卵やハム、キノコやベーコンといった具材が中に入っていて、生地が折りたたまれたビジュアルが特徴的です。

『ブレッツカフェ』 2750円/柴田書店

そのラーシェさんが手掛けたレシピ本こそが田辺さんオススメの1冊。ラーシェさんのお店の名前を冠した『ブレッツカフェ』というタイトルです。

「ブルターニュのガレットとクレープのレシピを知ることができます」と田辺さんが言う通り、そのレシピ数はガレットとクレープ合わせて60品。