初めまして。2021年の7月からワーキングホリデービザで東京からスウェーデンに引っ越してきた吉村有理江と申します。

これから、現地での暮らしとともに、滞在して気付いた良い意味でのカルチャーショックを紹介させて頂くことになりました。

もともとスウェーデンはSDGsがすごく進んでいる国だと言われているけれど、実際に住んでみたら私が想像していた以上に、人々の暮らしに意図せずともサステナブルな文化が根付いていることに気付かされ、驚きました。また逆にスウェーデンに住むようになったからこそ「日本の良さ」に気づいたことも……。

今回は、私が気になったスウェーデンのサステナブルな取り組みの1つとして、スウェーデン人の誰もが知っているデポジットシステム「Pantamera(パンタメラ)」または「Returpack(リツールパック)」(通称PANT)について紹介します。

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大自然あふれるスウェーデンの暮らし

Hamntorget(ヘルシンボリの港広場)撮影/吉村有理江

私は現在、スウェーデン南部のヘルシンボリという人口約10万人の都市に滞在しています。
ヘルシンボリには海があり、フェリーで約20分もすればデンマークのヘルシンゲルという都市に行くことができ、また気候も穏やか(冬も雪が積もることはあまりないとのこと)なのでなかなか過ごしやすいです。と言っても海が近いので、風が強く吹き、秋から冬にかけてはやっぱり寒いです……!

Terrace Stairsから中心街の眺め。撮影/吉村有理江

スウェーデン人は日本人に似てシャイな人が多いと聞いていたのですが、南部の人々はフレンドリーで優しいです。ヘルシンボリはストックホルムなどの大都市と違い人口が少ないため、こちらで日本人だと伝えると珍しがられます。実は来年の1月からは首都ストックホルムへの引っ越しが決まっているので、東京のように人が多い場所での生活が少しだけ恋しくなった私は、新しい都市での挑戦を今からとても楽しみにしています。

今年の夏はマルメの海水浴場で毎日のように泳いだり、スウェーデンのサウナに挑戦したり、念願のザリガニパーティに参加したりと大自然あふれるスウェーデンの明るく長い夏をたくさん楽しみました。また、スウェーデン人のご家庭にたくさんお邪魔して、フィーカ(※お菓子を食べながらコーヒーを飲む伝統文化)をする機会も。

スウェーデン語をほとんど勉強してこなかったので、最初は周りからあふれるスウェーデン語がほとんどキャッチできず、四苦八苦することもありましたが、基本的にスウェーデン人は英語も流暢に話すので英会話ができれば生活に困ることはほぼありません。ただし、スーパーで買い物する時の商品の名称や文面のやりとりは基本的にスウェーデン語なのと、はじめはほぼ100パーセントの確率でスウェーデン語で話しかけられるため(苦笑)、長期滞在にはやはりスウェーデン語の学習が必要だと感じます。