2021.12.22
# ビジネス

まるで天国と地獄…コロナでエンタメ業界に「残酷なまでの格差」が生まれていた

ギャンブル業界は絶好調、一方で…
鷲尾 香一 プロフィール

プロスポーツ興行、スポーツ施設、遊園地・テーマパークといったアクティブ系では、プロスポーツは20年3月から6月まで無観客興行が行われた後、徐々に回復した。だが、観客数制限が長く続いたことで、20年3月から21年10月までの指数の平均は36.5にとどまっている。

21年に入っても、平均は40.6にとどまったが、10月に観客制限が大幅に緩和されたことで91.6にまで急速に回復した。

ゴルフは堅調、競艇は絶好調

新型コロナ禍にあっても、堅調に推移したのがスポーツ施設だ。20年3月から21年10月までの指数の平均84.0となっている。

ボーリング場は50程度、フィットネスクラブは80程度の活動だったが、ゴルフ場は100程度を維持し、特にゴルフ練習場は110を上回って推移した。

半面、遊園地・テーマパークは入場制限の影響が大きく、20年3月から21年10月までの指数の平均は33.1にとどまっている。緊急事態宣言が解除された21年10月の指数も48.0と立ち直りの兆しが見えない状況だ。(表3)

表3
 

エンターテインメント系、アクティブ系の娯楽が新型コロナの影響を大きく受ける中で、“絶好調”だったのがギャンブル系だ。

21年3月7日の「『公営ギャンブル』がコロナ禍でも大盛況…だが、手放しに喜んではいられないワケ」でも指摘したが、競輪、競馬、オートレース、競艇のすべてが100を大きく上回る活況となった。(表4)

表4

これらの20年3月から21年10月までの指数の平均は138.8となった。特に、競艇は20年7月から21年10月まで指数が200を上回る状況が続いている。

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