2021.12.27
# 婚活

「婚活」に疲れ、ようやく出会った「まともな男性」と結婚して大失敗…40歳女性が辿った悲惨な“末路”

鎌田 れい プロフィール

36歳が見えてきて、このまま不倫を続けていたらさすがにまずいと思い、会社を退職して、中堅メーカーに再就職をした。新しい人間関係の中で働けば、新しい出会いもあるのではないかと目論んでいたのだが、社内でも身の回りを小綺麗にしていて、仕事ができる男性は、ほとんどが結婚しており、独身で残っている人は、独身であることがうなずけるような身なりと性格の人ばかりだった。

38になり本気で焦り出し、結婚相談所に入会した。結婚相談所にいるのは、結婚をしたいと思っている人たち。お見合いをしていけば、すぐに結婚できるのではないかと期待していたのだが、お見合いをしても、しても、「この人と結婚したい!」と思う相手には巡り会えず1年半が経った。婚活に疲れてほうほうの体になっていた時に、出会ったのが義行だった。

痩せ型でフェイスラインがシュッとしていて、清潔感のあるハンサム。気の利いたことは言えなかったが、真面目で、デートの時の金払いもいい。また、すでに両親が他界しているので舅姑問題もないし、介護の心配もない。

“もうここで決めてしまおう”

そんな気持ちが日に日に強くなっていった。そして、5か月間の交際を経て、プロポーズされ、成婚退会をした。ところが、結婚してみると、驚くほどお金に細かいタイプだったことにがわかり、一緒に暮らしていくうちに、心が貧しくなっていくのを感じていた。

[PHOTO]iStock
 

結婚生活にストンと幕が落とされた瞬間

父は、手術をしたのだがその後快方に向かい、2週間入院をして退院することができた。

その間ずっと実家で暮らし、そこからパートに通っていた美枝だったが、電気の消し忘れや水道の出しっ放しを気にすることなく、お風呂も心置きなくゆっくり入れる生活に体が慣れてしまうと、もう義行との生活には、戻れない気がしていた。

ここのところ、『いつこっちに帰ってくるの?』と頻繁にLINEをよこす義行を、疎ましく思うようにもなっていた。

「もうお父さんも退院したんだから、あなたはそろそろ義行さんのところに戻りなさい。結婚したのに、実家べったりは決していいことじゃないわよ」

いっこうに帰ろうとしない娘に、母も心配をしているようだった。

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