2021.12.24
# 発達障害

「恋愛はストレス、セックスは苦痛」…“自閉症スペクトラム”43歳女性が感じた「生きづらさ」

自閉症スペクトラムと呼ばれる発達障害

すべてにおいて白黒はっきりしているところがいいのかもしれない――。

あいまいなことへの理解が不得手、お世辞、皮肉、嫌みなどが理解できず融通が利かない。ルーティンを崩されることを嫌がり、こだわりが強い。

これらの特性を持つといわれるのが、かつてアスペルガーと呼ばれ、今では自閉症スペクトラムと呼ぶ発達障害、およびそのグレーゾーンの人たちだ。

その彼、彼女たちは、一般に人と人との関わり、対人コミュニケーションが不得意といわれている。ましてや他者の気持ちを慮ることが求められる恋愛など、「定型発達の人ではとても想像がつかない、この上のないストレスに晒される」(自閉症スペクトラムの診断を受けた43歳女性)という。

[PHOTO]iStock
 

だが、それでもやはり人としての本能か。発達障害の診断を受けている人、そのグレーゾーンの自覚がある人たち複数人に聞くと性的欲求はあるようだ。あくまでも記者が取材した限りではあるものの老若男女を問わず10人以上の成人に話を聞く限り、40歳以上の中年層ほどその傾向が高いと見受けられた。

前出・43歳女性は、高いコミュニケーションが求められることから苦手とする恋愛、さらにこれを深堀りして性と向き合うことで、発達障害ゆえの「他者がみずからに発した些細な言葉をずっと覚えていて、それにより、不安感に襲われる」「他者がどう思っているか、察することができない」「家事や事務仕事などの手順に強いこだわりがあり、これが狂うとパニックになる」(前出・同)ことから来るストレスが軽減された話す。

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