SDGsのゴール達成目標年である2030年まで、残すところあと8年。今後さらなる一歩を踏み出すために、FRaU SDGsプロジェクトは「FRaU SDGs AWARD 2021-2022」を開催! 受賞に輝いた7つの取り組みと、その他ノミネート企画をご紹介いたします。

FRaU SDGs AWARDとは

2018年、女性誌として日本で初めて一冊丸ごとSDGsを扱った号を刊行して以来、FRaUは国内外の素晴らしい事例を発信してきました。「FRaU SDGs AWARD」は、この一年間、FRaUがメディアとしてご紹介してきた人・団体・自治体の取り組みのなかで、特に高く評価するアクションを取り上げ、そのSDGs的意義をお伝えすることで理解を促進。ゴールに向けたさらなる一歩のための推進力となることを目指します。ノミネートされた20のアクションから、ゴールド1組、シルバー2組、ブロンズ4組を表彰。 また、先日逝去されました瀬戸内寂聴さんの2021年8月号のご寄稿は、実行委員会特別賞に。

≫入賞・ノミネートされた20のアクションすべてをご紹介する記事は、こちらよりお読みいただけます。


◆選考基準

下記の条件のうち、どれか一つ以上を満たす取り組みであることが選考条件であり、さらに「SDGsの達成のために、もっと多くの人に知ってもらいたい」という想いの強さが選考基準になります。ひとつの企画で複数の方(団体)が受賞されることもあります。

◯SDGsを実現するために不可欠かつ画期的
◯おしゃれでかっこいい、マネしたい
◯SDGsアクションとして誰でも参加しやすい
◯もっと多くの人たちに知って欲しい
◯社会に強いインパクトと共感を与えるもの
◯世界をよくするために社会を先導して欲しい
◯SDGsの発展に向け、活躍が期待される

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GOLD

[企画名]「循環型社会への道しるべ。“サーキュラーエコノミー”を知っていますか?」

[受賞]中石和良(一般社団法人サーキュラーエコノミー・ジャパン代表理事)
[掲載]FRaU 2021年1月号「FRaU SDGs世界を変える、はじめかた。2021」(2020年12月発売)

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<選考委員コメント>
・「リニアエコノミー」の延長線上ではない「サーキュラーエコノミー」を目指さずして、SDGsゴールの達成はないことを深く理解させてくれます。

持続可能でいられるかは人間の工夫次第なのではないかとあらためて思わせてくれます。

・物質的な資源循環と価値観の転換によるシェアリングやサブスクリプションモデルは、これからのビジネストランスフォーメーションになるでしょう。

・目からウロコだらけのサーキュラーエコノミー。いいことしかないので早く日本でも浸透してほしい。

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SILVER

[企画名]「“弱さ”を分かち合う、幸せな福祉の場を訪ねて。」

[受賞]星野概念(精神科医・ミュージシャン)、向谷地生良(浦河べてるの家 理事)、川村敏明(精神科医。浦河ひがし町診療所 院長)、高田大志(ソーシャルワーカー・浦河ひがし町診療所 副院長)
[掲載]FRaU 2021年1月号「FRaU SDGs世界を変える、はじめかた。2021」(2020年12月発売)

>記事はこちら

<選考委員コメント>
街ぐるみでやさしい、というのが一番のポイント。まさにSDGsの根本となる「誰ひとり取り残さない」世界なのではないでしょうか。

・日本人はみな、特にメンタルの弱さを隠そうとしますがもっとオープンにしていいし、それを許容する社会になってほしい。こんな施設や地域が増えたら日本はもっと幸せな、やさしさに包まれた国になると思います。

・こんな風に自分を許し、相手を許し、お互いに認めて助け合うことが当たり前になったら、どんなに素晴らしい社会になるのだろうか。


[企画名]連載「本音の置き場所」ほか

[受賞]バービー(タレント)
[掲載]FRaU web

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<選考委員コメント>
・「SDGsだから」といって何かを語っているわけではないのに、自然体な文章に納得させられる。

本音で「これはおかしいと思う」ということを率直に伝えている。だからこそ多くの方に自分事として伝わるのだと思います。

・自分らしくユーモアを忘れずに書くことで、対立ではなく対話を生み出しうる文章が素敵です。

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BRONZE

[企画名]「セブン&アイグループが消費者と共に考えるフードロス削減。」

[受賞]株式会社セブンアンドアイ・ホールディングス
[掲載]FRaU web
[掲載]FRaU 2021年8月号「FRaU SDGs ニッポンの宿題。」(2021年7月発売)

>記事はこちら

<選考委員コメント>
・食品ロス問題は、国の強制や個人の努力だけでは解決に遠い。皆にとって馴染み深い店舗が具体策を実践していることの意義は絶大。

・「てまえどり」「セブンファーム」「mottECO」などの身近にある素晴らしい取り組みは、もっと広く知られるべき!

・セブン&アイの活動が、どんどん進化しています。企業だけではなく消費者と共に共創しながらSDGsのゴールに向けてフードロス問題を解決していこうという姿勢が素晴らしい。


[企画名]「日本のジェンダーギャップ指数120位の背後にいる『席を空けない』男性たち」ほか

[受賞]浜田敬子(ジャーナリスト)
[掲載]FRaU web

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<選考委員コメント>
・日本のジェンダーギャップ指数がずっと低いレベルにあるのはなぜ? 自身の朝日新聞時代の反省事例も交えながら、ヒステリックにならず、極めて冷静にその理由を分析している秀逸な表現が魅力的。

・ジェンダーの問題を男性と女性の対立とせず、現実を淡々と伝えながら自身の体験や反省をもとに冷静に心からの言葉で語ってくれるところが素晴らしい。

・女性向けの媒体においても「政治や社会のことは、ライフスタイルとして考えることの一つですよ」ということを教えてくれています。


[企画名]「絵本で未来は変えられる? ネスレが挑む『地球のため』の読み聞かせ」

[受賞]ネスレ日本株式会社、寺島しのぶ(俳優)、中村仁美(フリーアナウンサー)、福田萌(タレント)、佐々木希(俳優・モデル)、青木裕子(フリーアナウンサー)、茅野由紀(ブックハウス&カフェ店長)
[受賞]株式会社セブンアンドアイ・ホールディングス
[掲載]FRaU web

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<選考委員コメント>
・商品の宣伝ではなく、企業として長年培ってきた「環境や人権を大切に商品を作っていく」という理念を、絵本朗読という形で発信してくれたことが素晴らしい。

・物語の力を、著者の思いを大切にしていること、そして絵本の内容それぞれが地球を大切にするとはどういうことかを自分事として考えられること。心がないとできない企画に感銘しました。

・SDGsがテーマの絵本セレクトに加え、多彩な読み手が揃った記事と動画との組み合わせがwebならではの取り組みです。


[企画名]「海を愛する想いが繋ぐ、ビーチマネー。」

[受賞]ビーチマネー運営事務局、ダイゴ丸(漁師)、IRIE coffee&sea(サーフショップ アンド カフェ)、SpiceDog(カフェ)、ヴィラ白浜(貸別荘コテージ)
[掲載]FRaU SDGs MOOK MONEY(2020年11月発売)

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<選考委員コメント>
お金とは、モノ、サービスの価値を図る尺度。それは古代は石だった。そんなことに思いを馳せ、かつ、モノ、サービスの価値を考えるきっかけになると思います。

・まだまだ大きなムーブメントになるには時間がかかりそうですが、新しい資本主義のあり方の一つとして、海辺の地域通貨はユニークだと思いました。SDGsターゲットの169番のGDPに代わる新しい指標にも関係します。

・よく行くビーチの近くにあるお店に、同じような取り組みができないか聞いてみようと思います。気軽に行動してみようと思える記事だと感じました。