韓国を「大崩壊」させた文在寅よ、さらば…!
2021年は韓国が文在寅(ムン・ジェイン)氏に振り回された1年であった。
文在寅氏の自画自賛に振り回されたあげく、韓国国民の苦難は倍加された。そして最後は文在寅氏が事あるたびに自慢した「K防疫」の崩壊で最悪のコロナ事態となった。
2021年は、事実上文在寅氏最後の年だった。22年になれば任期は4カ月余り残すだけである。ますます何もできなくなる。文在寅氏は、結局成果は何も残さず、社会の分断と混乱、そして国際社会の不信だけを残して退任することになりそうである。

文在寅氏は朴槿恵(パク・クネ)政権崩壊後、革新系のスターとして華々しく大統領任期をスタートさせた。
大統領就任演説では、「今、私の頭は統合と共存の新しい未来を切り開いていく青写真で満ちている」として、自分に投票しなかった人も含めすべての人のための大統領になると宣言した。しかし、最初に手を付けたのは「積弊の清算」であった。
文在寅氏は就任当初から「言行不一致」の大統領であったことになる。文在寅政権にはさまざまな不正が持ちあがったが、「ネロナンブル(自分がやればロマンス、他人がやれば不倫)」という二重基準の精神で切り抜けてきた。
その結果生じたことは分断の複雑化、多様化である。分断は単に保革の間の対立にとどまらない。さまざまな社会の分断がクローズアップされるきっかけとなった。そして文政権の自画自賛と無能ぶりがそれをさらに助長した。