2021.12.23

「ポスト東京五輪」の日本スポーツは“改革ラッシュ”…「ユニークな改革」を見せた競技は…?

“次世代型プロリーグ構想”の未来

“次世代型プロリーグ構想”を打ち出した競技とは…

日本のチームスポーツに改革の波が押し寄せている。2022年1月にはジャパンラグビーリーグワンが開幕する。バレーボールもV・プレミアリーグが2018年にスタートした。いずれも企業スポーツ色の強かった競技だが、試合の開催権を協会からチームに移し、「地域密着」「事業化」の方向に舵を切った。

バスケットボールのBリーグは既に開幕から6シーズン目を迎えている。バスケはバブル崩壊後に有力実業団が次々に消滅し、日本協会内に大混乱を起こした負の歴史を持つ。しかし今は野球、サッカーに次ぐ第3のプロリーグとして地歩を固めつつある。

そして、ハンドボールもまた改革の荒海に漕ぎ出す競技の一つだ。

2021年4月に日本ハンドボールリーグ(JHL)がまず法人として独立した。代表理事に就任した葦原一正はそれまでハンドボールと無縁だった外部人材。プロ野球2球団でキャリアを積み、当時30代の若さながらコアメンバーとしてBリーグの立ち上げに関わっていた。

発表会見の様子/写真:JHL提供
 

12月20日、東京都内で“次世代型プロリーグ構想”の発表が行われた。その発想はシンプルにして大胆。「リーグがチームに変わってビジネスを担う」というものだ。チケット、スポンサーなどのセールスをリーグが受け持ち、都道府県協会が持っていた試合の主管権もチームでなくリーグに移る。他競技の改革とは一味違う、ユニークな制度設計だ。

今回はハンドボールリーグ改革のキーマンが、現代ビジネスの取材にこたえて“生存と成長の秘策”を語っている。

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